【飲食店向け】 GoToEatキャンペーン(集客編)

盛況だったGoToTravelキャンペーンに続き、飲食店へのサポートを目的としたGoToEatキャンペーンがついに始まります。このキャンペーンにより、外食産業は盛り上がることが予想されますが、一方で飲食店がGoToEatキャンペーンを最大限活用するためには、感染症への対策や、オンライン予約サイトへの掲載、それに伴う管理業務の増加など、様々な負担もあります。ここでは、飲食店向けにGoToEatキャンペーンを目的とした集客に役立つ情報をお届けします。

GoToEatキャンペーンとは

①登録飲食店で使えるプレミアム食事券の発行

地域で使える食事券を、国の負担で25%上乗せして販売(例)10,000円の食事券で12,500円分利用できる。2021年1月末まで販売し2021年3月末まで利用が可能。各都道府県の販売状況については、こちらに最新情報が掲載されます。(https://www.maff.go.jp/j/shokusan/gaisyoku/attach/shokujiken.pdf

②オンライン飲食予約の利用によるポイント付与

オンライン飲食予約サイトで、予約・来店をしたお客様に対し、次回以降にキャンペーン参加飲食店で利用できるポイントを付与します。付与されるポイントは、ランチ時間(~14:59)で500円分、ディナー時間(15:00~)で1,000円分。ポイントは2021年1月末までの来店に付与され、2021年3月末まで利用が可能です。(サイトにより異なる場合あり)

飲食店に守っていただく感染症対策について

・店舗の入口や、トイレ等の手洗い場所には、手指消毒用に消毒液を用意する

・店内には適切な換気設備を設置し、窓、ドアの定期的な開放など、徹底した換気を行う

・他グループの客同士が最低1m以上空くように間隔を空けて、テーブル・座席を配置するか、パーティションで区切る。カウンターの場合は他グループが密着しないよう適度なスペースを空ける

・ひとつのテーブルで他グループと相席する場合は、真正面の配置を避けるか、テーブル上をパーティションで区切る

オンライン予約サイトの一覧

ポイント還元を目的とした利用者の集客には、オンライン予約サイトへの掲載が欠かせません。GoToEatキャンペーンでは、飲食店のオンライン予約の掲載に際し、基本料金を無料にすることが決められており、予約時の手数料のみの支払いで掲載することが可能です。主なオンライン予約サイトの一覧と、予約時の手数料の一覧をご確認ください。

ぐるなび

老舗のグルメサイト。店舗情報やメニューなど情報量が豊富。楽天ポイントとも連携。

送客手数料:50円/人(7:00-14:59来店)、200円/人(15:00-6:59来店)

食べログ

登録店舗数、利用者数ともに業界トップクラス。幅広い集客が見込める。

送客手数料:ランチ:100円/人(税抜) ディナー:200円/人(税抜)

HOT PEPPERグルメ

リクルートが運営のオンライン予約サイト。都心だけでなく地方の集客にも強い。

送客手数料:50円/人(7:00~14:59来店)、200円/人(15:00~6:59来店)

Yahoo!ロコ飲食予約

Yahoo!のキーワード検索結果からの誘導が特徴。Yahoo!地図とも連携。

送客手数料:【席のみ予約】 ランチ:100円/人 ディナー:200円/人 【コース予約】合計料金の8%

一休.comレストラン

高級レストランを中心に、カジュアル店舗までオンライン予約に特化。

送客手数料:予約時のプラン料金の合計金額に対して8%

OZmall

女性の利用者に強み。記念日や女子会、デートでの利用に強み。

送客手数料:予約時のプラン料金の合計金額(税抜)に対して10%

Retty

口コミの豊富な新興グルメサイト。Yahoo!トップページからも誘導。

送客手数料:無料

ヒトサラ

オススメ料理の情報が写真付きで分かりやすい。ネット予約対応店舗も急増。

送客手数料:ランチは無料、ディナーは予約人数×200円

その他の対応サイト

Chefle・大阪グルメ・LUXA・EPARK・EPARKグルメ・favy・トレタ

GoToEatキャンペーン予約サイト一覧

オンライン予約サイトの掲載に役立つツール

GoToEatキャンペーンの最大活用に欠かせないのがオンライン予約サイトへの掲載、ネット予約への対応ですが、グルメサイトの管理業務が増えたり、キャンペーン以降のリピーター獲得のための顧客管理など、事務作業が増えてしまいます。この機会に便利なツール、管理システムを取り入れてみてはいかがでしょうか。無料で提供しているサービスも多いのでチェックしてみてください。

1)サイトコントローラー

複数のオンライン予約サイトに掲載した場合、空席の情報を常に複数の管理画面で更新する必要があります。複数の予約サイトの管理画面を一元化し「管理業務を軽減したい」「常に最新の空席情報を出して予約を最大化したい」「管理不足によるオーバーブッキングを防止したい」という要望に応えるサービスが、サイトコントローラーです。

レスラク :飲食店向けサイトコントローラー。主要なグルメサイト、予約台帳と連携

2)予約台帳サービス

予約の管理、テーブル管理だけでなく、顧客の管理に重点を置いたサービスも多く、GoToEatキャンペーンで来客したお客様にリピーターになっていただくためにも、顧客台帳のサービスを活用することがおすすめです。予約台帳サービスは事業者も多く、サービス・料金も様々なので、店舗の利用形態にあったサービスをお選びください。

トレタ

TableCheck

リザーブキーパー

ぐるなび台帳

ヨヤクノート

MEOによる集客

最近人気の集客手法が、MEO(Map Engine Optimization)。Googleの地図エンジンにおいて、特定のキーワードで検索された際の検索結果で上位に表示されるよう最適化することを言います。地図からグルメサイトへ予約誘導されるケースも多く、GoToEatキャンペーンでも活躍することは間違いありません。ただし、MEOは集客に大変大きく貢献する一方で、受託する事業者の中にはGoogleのガイドラインでグレーとされる施策を提供する事業者も。MEOは自分でも十分に対策できるので是非挑戦してみてください。

MEOのポイント

・店舗の業態に合ったカテゴリに登録

・写真や店舗に関する情報など、情報量は豊富に、情報は常に最新に

・口コミも重要だが、人為的に口コミを増やす行為やそれを委託する行為はNG

まとめ

いかがでしたでしょうか。GoToEatキャンペーンは飲食店の支援だけでなく、食材を供給する農林漁業者を支援する目的でもあります。オンライン予約サイトを上手く活用して、外食産業が再び盛り上がるよう願っています。

Regli(レグリ)では、GoToEatキャンペーンの対象サイト「食べログ」「ぐるなび」「一休.comレストラン」「OZmall」などの、プラン・コースがまとめて表示されます。飲食店が各グルメサイトに対し、どういったプラン・コースをどういた料金で提供しているか、是非検索してみてください。

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